鶏胸肉をやわらかく調理する方法
鶏胸肉には、疲労回復に効果があると言われる成分が含まれているということで、ここ数年、鶏胸肉がブームになっています。
ただ、ただ、鶏胸肉、調理法が難しいというか、加熱しすぎるとカッチカチのパッサパサになるんですよね。でも、工夫次第で嘘みたいにやわらかくなる鶏胸肉の調理方法をご紹介します。7月2日に放送された「おはよう朝日です」で紹介された、『鶏胸肉をやわらかく調理する方法』をご紹介します。
鶏胸肉を柔らかくする調理方法
鶏胸肉は加熱しすぎず、予熱で火を通す・・・・というのが、鶏肉を固くしないポイントですが、もう一つ、切り方に工夫を。
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- まずは、鶏胸肉を3等分くらいにカットする。
白い線が、鶏胸肉の“筋繊維”の方向になります。まずは、赤点線のところを切って3等分します。
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- カットした鶏胸肉を筋繊維の流れと逆方向に切り目を入れる
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- 好みの大きさにカットして加熱する
下ごしらえは以上です。この下ごしらえをしておくと、ちょっと「火を通しすぎたかな?」と思っても固くならないそうです。
あとは、焼くなり煮るなりどうぞ。でも、加熱し過ぎには注意です。
栄養を逃さない調理方法
7月2日に放送された「おはよう朝日です」で、今大人気となってる本『その調理、9割の栄養捨ててます!』と『その調理、まだまだ9割の栄養捨ててます!』が紹介され、その本に載ってる調理方法が紹介されました。
ホント、目からウロコですよ~。
トマトは湯剥きしない!
トマトを使う時、湯剥きしたり、ピーラーで皮を剥いて使う方も多いと思います。トマトやピーマンの皮って薄いんですけど、口に残るんですよね。
でも、野菜の皮って、紫外線や外敵から身を守ろうとしてる部分なので、トマトの皮には抗酸化成分のリコピンが40%も含まれてるんだそうです。
なので、トマトの皮、野菜の皮は剥かずに調理!
トマトの種のゼリーのところは取らない!
また、トマトの場合、味が変わるという事で、種のゼリー部分を取って調理することもありますが、ココも捨ててはいけません!
ゼリー部分にはアミノ酸が全体の80%含有しているので取らずに調理。また、トマトを裏返すと、うっすらと白い放射線状の線が見えます。この線を避けて切ればゼリー状のところは流れないので切り方も考えて切りましょう。
玉ねぎの調理法
玉ねぎの皮にもケルセチンという血液サラサラ効果が期待できる成分がいっぱい入っています。
- 玉ねぎに含まれる血液サラサラ成分であるケルセチンは、玉ねぎの皮に実の20倍!も含まれています。
- カルシウムとマグネシウムは玉ねぎ全体の9割以上が皮に含まれています
だから、玉ねぎの皮を捨てたら栄養素を捨てるようなもの!皮もしっかりと使いましょう!
でも、流石に、玉ねぎの皮を食べる人っていないと思いますが、これだけ栄養素が詰まってるのでやっぱりお料理に使いましょう!
それは、お出汁として使います。
土や農薬がかかってるかもしれない玉ねぎの外側の皮だけ剥いて、後の皮は水でよく洗って10分くらい煮出します。これをお味噌汁などのお出汁として使うと栄養満点のお味噌汁に!
さらし玉ねぎ 水にさらすべからず!
さらし玉ねぎもよく作りますよね。玉ねぎを生で食べる時に、玉ねぎのアクを取ったり、辛味を抜いたりするのに、水にさらして使いますが、スライスした玉ねぎを水にさらす事で、玉ねぎの栄養成分も流出!
なので、生で使う場合は、水にさらさず、薄くスライスしたら、切った面を空気にふれるようにして10分くらいしばらく置いておくと辛味が飛びます。なので、水にさらさずそのままおいておきましょう。
卵
これは意外や意外でした。卵って加熱しすぎると、卵の栄養素の最大6割がロスしてしまうそうです。
なんと!卵は火を入れすぎるとビタミンB群が減るので半熟状態で火から下ろしましょう。
また、カラザは母乳にも含まれる免疫成分のひとつシアル酸が多く含まれているので、カラザはつけたまま調理しましょう!
栄養を逃さないスクランブルエッグの作り方
卵の栄養素を逃さないおすすめのスクランブルエッグの作り方です。
- 卵を割って、塩コショウと牛乳少々を入れて、カラザを取らずに混ぜる。
- フライパンに油を敷いて、①を入れ、すぐに鍋のフタなどでフタをして弱火で1分加熱する。
- 1分たったらお箸でかき混ぜ、スクランブルエッグを仕上げる。
今回、紹介された本はこれです。
まとめ
あつあつのごはんの上に納豆をのせて食べる人も多いと思います。でも納豆って70度で納豆の酵素が死滅するから栄養的には良くナイ事なんだそうです。
それと同じで、おでんの大根も栄養価がほぼ「0」なんだそうです。
ついついやってしまうこれまでの調理法。でもそれって、殆ど栄養が摂れてなかったんですね。サプリを摂るよりまずは、調理法を見直さないといけませんね。
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